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コーディアル通信

Vol. 20 ヤケドの処置
スタッフの皆様お仕事ご苦労様です。
梅雨の時期ですね。じめじめして嫌な季節ですが、体調管理や衛生管理に注意してください。これから気温が高くなるので、熱中症等にも注意が必要ですね。最近うっかり火傷をしてしまいました。自分ではたいしたことないと思っていましたが、かなりひどかったのか、みずぶくれになってしまい皮膚科に行ったら、先生にたかが火傷と思ってはいけないとしかられてしまいました・・・ (~~; 。
小さな火傷でもほっておくとあとが残ったりしてしまうので、そうならないために処置が必要らしいです。

◎火傷の応急処置
応急処置の仕方によって、火傷跡が残ってしまうことや完治が遅くなることがあるので注意してください。
○水で冷やす
”やけど”はとにかく患部を水で冷やすことが大切です。時間は15〜30分程度が目安ですが、冷やしすぎると低体温症になってしまうこともありますから、注意が必要です。流水で冷やせない部分に”やけど”を負った場合は、患部に清潔なタオルをたててから、水をかけるようにしましょう。明らかに広範囲・重度の”やけど”の場合は、患部を清潔なタオルで覆ってすぐに病院に行ってください。
○衣服は無理やり脱がない・脱がせない
衣服を着ている部分に熱湯をかぶってしまった場合などは、衣服を着たまま流水で冷やすようにしてください。無理に衣服を脱がそうとすると”やけど”部分の皮膚も一緒にはがれてしまうことがあります。また、ハサミを使って衣服を切ろうとするのも危ないので避けてください。
○火傷部分に包帯を巻かない
”やけど”して病院に向かうとき、自分で包帯を巻いてはいけません。病院での処置に支障をきたすので、”やけど”部分はガーゼか清潔なタオルで軽く覆う程度にしておきましょう。
軽度の2度までであれば、火傷跡はほとんど残りませんが、火傷跡は気になりますし、火傷の処置によっては本来残らないはずの”やけど”跡が残ることもあります。跡が残らないためには、保湿するのがよいでしょう。火傷は傷の範囲と深さによって症状も違ってきます。火傷の『深さ』といいますが、これは皮膚のどの部分までが”やけど”したのかも関わっています。人の皮膚は大きく分けると3層あります。空気に触れている部分が表皮、その下が真皮、さらにその下が皮下組織です。皮下組織の下には筋肉や脂肪があります。皮膚のどの部分にまで火傷を負っているかによって、”やけど”の深さは3段階に分けられています。
<”やけど”の範囲>”やけど”の範囲も重症度に深く関わっています。身体全体の何%を火傷したのかによって重症度が決められます。およそ、手のひらくらいの大きさが1%に相当します。大人であれば全体の20%以上、子供であれば10%以上”やけど”してしまうと命の危険があります。”やけど”の範囲が広いと思ったら、すぐに救急車を呼んで病院に向かってください。
<”やけど”の深さ>
1度の火傷
熱湯がはねて肌につく、日焼けなどの”やけど”です。火傷部分が赤くなり、ヒリヒリした痛みがありますが、数日で治りますし、”やけど”跡は残りません。”やけど”直後にしっかりと流水で冷やしましょう。その後ワセリンのようなものなどで保湿が大事です。大人であれば自然治癒します。
2度の火傷
鍋やヤカンをひっくり返して熱湯をかぶってしまう場合は2度以上の火傷を負うことが多いです。
浅2度:表皮から真皮にかけての火傷です。火傷部分が赤く腫れるだけでなく、水ぶくれができ、ジュクジュクすることもあります。強い痛みや”やけど”部分が熱く感じることもありますが、間隔がマヒしてしまうこともあります。約10日で治り、火傷跡もあまり残りませんが、火傷後のケアによっては”やけど”跡が残るときがあります。
深2度:見た目の浅2度と大きな違いは変わらず、真皮まで”やけど”している状態です。赤く腫れ、水ぶくれなどもおきますが、水ぶくれの下の皮膚が白くなっています。深めの2度の火傷は完治するまでに約1ヶ月間かかります。また、”やけど”跡が残ることも多く、場合によっては皮膚移植をすることもあります。
3度の火傷
皮下組織や筋肉まで”やけど”を負っている状態です。火災や爆発、小さな子供であれば熱湯をかぶってしまった場合など3度の”やけど”になることが多いです。肌の表面は壊死していることもあり、白っぽくなるまたは炭化してしまうこともあります。痛みや痛覚もありません。自然治癒はできないので、”やけど”専門医師の下での治療が必要です。”やけど”跡は盛り上がったりケロイド状に残ることもあります。完治しても皮膚が引っ張られるような感覚や機能障害が起きる場合もあります。はっきりと”やけど”跡が残ってしまいます。 
※子供が「やけど」した時
実は、火傷によるケガは大人よりも子供の方が圧倒的に多いのです。子供の場合、皮膚も薄いですし、火傷範囲が広いと、ショック状態になり命の危険にもなりかねません。子供が火傷した時は、周囲で判断するのではなく病院で治療してもらいましょう。子供の”やけど”を予防するには、やけどになる可能性のものから子供を遠ざけることが大切です。
( 2010/6/16 )
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