歯科衛生士の求人・求職なら人材派遣のライオンコーディアルサポート株式会社。紹介予定派遣システムで、歯科衛生士さんの職場探しをサポートします。

コーディアル通信

Vol. 19 A型肝炎について
スタッフの皆様お仕事ご苦労様です。
連休もおわり、もうすぐ梅雨の時期ですね。健康・体調管理、また衛生管理に注意してください。だんだん気温が高くなってきます。暑さに慣れていないので、熱中症等に注意してください。また、産業医の先生からの連絡で、A型肝炎が少し流行しているそうなので気をつけてください。これからのシーズンは、食中毒と併せて食べ物や飲み物に注意が必要です。そこでA型肝炎についてまとめてみました。

A型肝炎は、A型肝炎ウイルスが含まれた生水(なまみず)や食物などを口から摂取することで感染します。慢性化することが少なく、一度感染すると抗体ができて、二度とかかることはありません。厚生省の調査で、若い人を中心にA型肝炎にかかる人が増えています。40代までの年齢層に多くみられます。これは、中国南部、東南アジア、アフリカなどに旅行する機会が多くなっていることと、密接な関係があるようですね。飲料水などの中にA型肝炎ウイルスが含まれていて、感染する可能性が高いのだと思われます。A型肝炎は、A型肝炎ウイルスに汚染された生水や食品、特に生の魚介類などを食べて起ります。口から侵入したA型肝炎ウイルスは、腸で吸収されて肝臓に入り、肝臓の細胞の中で増殖します。侵入しただけではすぐに発病せず、無症状に経過します。そして、約4週間の潜伏期間を経て、肝細胞の中のウイルスがある程度増えますと、体の免疫機構が働き出します。その結果、ウイルスのいる肝細胞がはげしく攻撃され、肝細胞が破壊され、A型肝炎が発症します。A型肝炎の発病初期の主な症状は、発熱、下痢、けん怠感、食欲不振、黄疸(おうだん)などで、かぜの症状とまぎらわしいことが多いようですが、特徴的なものは黄疸です。尿をみますと、肉眼的にも、濃い茶褐色をしていることが多いです。 A型肝炎は免疫機構の働きにより、急激な反応を起こしますが、これを乗り切ると、あとは自然治癒に向かいます。自然治癒力を助けるためには、何よりも絶対安静が必要です。A型肝炎は、発症後1、2ヵ月を経過すると自然に治りますが、発症期に、安静にせず無理をしていますと、まれには「劇症肝炎」や、尿が出なくなる「腎不全」などをひき起こし、生命にかかわることもあります。 
◎予防方法
○十分に加熱された飲食物を摂取しましょう
感染源は主に生水、氷、生の魚介類、生野菜などです。
A型肝炎ウイルスは摂氏85度で1分間の加熱を行うと死滅するので、十分に加熱調理してあるものを食べましょう。渡航先では、瓶入りミネラルウォーターや、一度沸騰させたものを飲用しましょう。 また、カットフルーツなども洗った水が汚染されていることがあるので、自分で皮をむいて食べるほうが安全です。
○手を洗いましょう
食事の前には十分に手を洗い、A型肝炎患者の糞便からの経口感染を予防しましょう。
○家族に感染者がでた場合には、二次感染が心配されます。こんなときは、感染した人が使っていた食器や衣類などの共用は避け、煮沸消毒をします。アルコール消毒は有効ではありません。塩素系漂白剤で殺菌しましょう。
さらに手洗い、うがいなど励行して、感染が広がらないようにしましょう。

( 2010/5/11 )
ページの先頭へ